ソフバンク:薄さや音楽配信アピール-冬向け携帯でKDDI意識

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10月22日(ブルームバーグ):携帯電話国内3位のソフトバンクモバイルは 22日、冬向けの端末新製品10機種を11月中旬から順次発売すると発表した。若年層などの支持が強い2位のKDDIに対抗し、パソコン経由の音楽配信サービスも 11月中旬に開始する。ソフトバンクは携帯の新規契約から解約を引いた純増数で9月まで5カ月連続で首位に立っており、薄さや音楽配信でシェア拡大を狙う。

  会見に出席した孫正義ソフトバンクグループ代表は音楽機能について「他社よりも遅れていると言われていたが一気に強化した」と説明、具体的にはKDDIのauが提供楽曲数は「75万曲」なのに対し、「こちらは450万曲。音質の高さもほぼ2倍だ」と強調し、番号継続制度を活用した顧客獲得で依然リードを許しているKDDIの追撃に意欲を示した。

  併せてグループ会社のヤフーと連携して携帯のインターネット検索機能も強化。22日に顧客の求める情報を推定して画面の上部に表示するサービスを開始した。

  地上デジタルの「ワンセグ放送」対応としては厚さを12.9ミリと「世界最薄」に抑えて高級感も出した機種や、近距離無線通信規格「ブルートゥース」を活用し、携帯に着信したメールをシチズン時計の専用腕時計で読める機種、人気アニメ「機動戦士ガンダム」の登場人物「シャア・アズナブル」をモチーフにした機種を投入するなど、バラエティを増した。

  10機種の製造元はシャープが6機種で、松下電器産業子会社のパナソニック・モバイルコミュニケーションズ製が2機種、韓国サムスン電子と東芝が各1機種となっている。

            大画面と薄さ両立

  シャープ製の「920SH」は厚さが最薄部で14.7ミリと、シャープの液晶テレビ「AQUOS」ブランドを冠した機種で最薄としたほか、国内最大の3.2インチのワイド液晶画面を搭載、端末をそのまま海外に持っていっても使える「国際ローミング」も可能とした。孫氏は同機種で「大画面と薄さを両立させた」と自賛。国際ローミング実現で「弱点を克服した」と強調した。

  また500万画素のカメラを搭載したサムスン製の「920SC」については、ソフトバンク携帯としては初めてメーン画面に次世代パネルの有機EL(エレクトロルミネッセンス=電界発光)を使用、高精細表示をアピールした。

  電気通信事業者協会の統計によると、9月末の国内携帯電話契約数は9381 万2400件に上り、飽和状態に近づいている。シェアはNTTドコモが53.4%、KDDI29.4%、ソフトバンクモバイル17.2%の順。新端末ではKDDIも 16日に秋冬向け新製品8機種を発表、音楽配信面でソニーとの連携強化を打ち出していた。

引用元:blomberg
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