au 新料金のここが「分かりにくい」「安くない」(2)

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■今後は低価格端末のラインアップを拡充へ

 主にケータイをほとんど使わないユーザー向けとなるシンプルコースだが、そんなユーザーが電話機の購入時に割り引きの一切ない高価なモデルを気軽に買うとは考えにくい。そのため、auでは「低価格・低コスト端末の投入がとても重要になってくる」(高橋氏)といい、将来的には通話機能に特化した安価なモデルのラインアップを拡充していくようだ。割り引きが一切なくても、2万円以下で手に入るようなモデルを考えていると見られている。

 ここで心配されるのがメーカーへの圧力だ。

 これまで、販売奨励金が廃止されることでユーザーの買い換え需要が減り、端末メーカーの売り上げ台数が落ちることが懸念されていた。それに加えて、KDDIが今回発表した施策により、メーカーにはさらなる低コストを実現した端末が求められるようになっていく。

 現状、端末メーカーからKDDIへ納入する際の端末価格は平均4万6000円程度のようだ。しかし、ある端末メーカー担当者は「これからの廉価機種の納入価格は、2万円に限りなく近い値段をKDDIから要求されるようになるはず」と警戒する。

 11月から始まるフルサポートコースでは、KDDIが端末価格を2万円割り引きする。しかし、ユーザーに割安感のある端末として訴求するには、やはり購入価格で数千円のレベルでなくてはならない。数千円を実現するには、メーカーからの納入価格は「2万数千円」が求められるのだ。

 端末メーカーは、販売台数が見込めないだけでなく、1台当たりの単価が値崩れを起こすという恐怖にも立ち向かわなくてはならないのだ。


■3社での比較がますます困難に


 モバイルビジネス研究会では、基本料金に販売奨励金の原資が組み込まれていることが料金を不透明にしており、ユーザーに対してわかりやすく是正すべきであるという立場をとっていた。そのため、端末価格と基本料金を別にする「分離プラン」が示され、KDDIはシンプルコースという形で、総務省の方針に応えた。

 確かに、端末価格と基本料金は分離され、どちらにいくら払うのかが明確となった。しかし、ソフトバンクモバイルが新スーパーボーナスという割賦販売制度を導入し、KDDIは「au買い方セレクト」という独自の販売方式を投入する。 

 さらにNTTドコモも、10月26日に予定されている2008年3月期中間決算発表の席上で、対抗策を発表する可能性があり得る(もしかすると、その先の905iシリーズの記者発表時かもしれないが)。

 NTTドコモは、割賦販売制度に近いものを投入してきそうだが、ソフトバンクモバイルとは異なる仕組みになることが予想される。そうなると、3社の価格・料金体系がまったくバラバラになることになり、ユーザーにとって、どの買い方が安いのか、自分のライフスタイルに合っているのかを判断するのが、とても困難になってくる。



 ひとつのキャリアの販売方式だけでも理解するのに苦労してしまうのに、3社分を把握して、比較検討するなど到底無理な話だ。

 キャリアに対し、ユーザーへわかりやすさを求めた総務省の方針であった。しかし、フタを開けてみれば、様々な販売方式が混在し、ユーザーを混乱させただけに終わってしまいそうな気がしてならないのだ。

引用元:IT PLUS
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