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ドコモ、au、ソフトバンクの最新機種情報、携帯動画、ストラップ、ケイタイ小説のランキングとニュースをピックアップ!
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久々の投稿です。
日本での発売日、価格が非常に気になります。

それにしても随分とパワーアップしますね。
これなら欲しいかも。
でも前機種は値崩れがすごそうです。(すでにただ同然で売られていますけど)

 米アップルは現地時間の6月8日、iPhoneの新モデル「iPhone 3G S」を6月19日に米国など8か国で発売すると発表した。日本では6月26日に発売する。米サンフランシスコMoscone Westで8日に開幕した同社の技術者向けイベントWWDC 09(Apple Worldwide Developers Conference 2009)の基調講演で、フィル・シラー上級副社長らが明らかにしたもの。

 製品名に付けられた「S」はスピードの速さを表し、アプリケーションがこれまでの2倍の速さで起動するほか、ウェブサイトの表示が3倍程度高速化。添付ファイルの表示も3.6倍速くなった。さらに、300万画素のデジタルカメラを搭載。オートフォーカスやタップによるピントや露出の調整、動画撮影にも対応した。このほか、音声で発信したりiPodの操作ができるボイスコントロール機能や、方位を示すデジタルコンパスも搭載。バッテリー持続時間は9時間で、iPhone 3Gの3時間から大幅に伸びた。

 6月19日に発売するのは、米国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、英国の8か国。1週間後にさらに6か国で発売。7-8月には90か国で発売する。カラーはブラックとホワイトで、価格は16GBモデルが199ドル、32GBモデルが299ドル。また前モデルのiPhone 3Gは99ドルに値下げして販売を継続する。

 基調講演ではiPhone 3G Sに搭載する新OS「iPhone OS 3.0」の概要も紹介。従来のiPhone OSではできなかった「コピー&ペースト」ができるようになったほか、本体を振ることで「アンドゥ(操作のやりなおし)」に対応している。また、「Find my iPhone」機能も搭載した。利用できるのは同社の有料モバイルサービス「MobileMe」ユーザーに限られるが、万一iPhoneをなくしてもPCから端末の位置を確認したり、ディスプレイにメッセージを表示したり、情報を削除したりできるようになった。「iPhone OS 3.0」は6月17日にリリース。現行のiPhoneユーザーには無料で、「iPod touch」ユーザーには9ドル95セントで提供する。

 そのほか、MacBook ProやMacBook Airの新バージョンも発表した。SDカードスロットを備えた、アルミユニボディの15インチのMacBook Proは、2.53GHzのCPU、4Gのメモリ、250GBのHDDを搭載したモデルが1699ドル(日本では18万8900円、以下同)。また、17インチモデルでは、2.8GHzのCPU、4GBメモリ、500GBのHDDを搭載し2499ドル(27万8800円)。Fire Wire 800とSDカードスロットを新たに備えた13インチモデルの新バージョンは、2.26GHzのCPU、160GBのHDDを搭載したモデルが、1199ドル(13万4800円)。いずれも米時間で8日に発売する。さらに、1.86GHzのCPU、2GBメモリ、120GBのHDDを搭載したMacBook Airの新モデルも1499ドル(16万8800円)で発売する。

 また次期OSの「Mac OS X Snow Leopard」を9月にも発売。Leopardからのアップデート版を29ドルで提供すると発表した。



引用元:Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090609-00000002-bcn-sci

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●通話しながらメールやウェブの画面を開けるのも大きな魅力

 電話をかける際は、ホーム画面から「電話」ボタンをタッチ。キーパッドを使って、普通にダイヤルできる。もちろん、発着信履歴やアドレス帳からも発信可能。通話中は、6種類のアイコンが画面に表示され、スピーカーに出力しハンズフリートークに切り替えたり、第三者も通話に加えたりすることができる。通話中に番号をプッシュする際は、キーパッドを表示すればいい。


 手持ちでスピーカーから音声を聞く場合は、指などでふさがないように注意が必要。軽くスピーカー部を押さえただけで、音が一気に小さくなる。強制的に鳴るカメラのシャッター音もほとんど聞こえなくなるほどだ。

 着信時は操作中の画面から切り替わるので、「応答」もしくは「拒否」を選ぶ。アドレス帳に通話相手が登録されている場合、写真が大きく表示されるのも面白い。ちなみに、音質は一般的な端末と同程度だ。

 タッチパネルなので、従来の電話のように手探りで発着信するのは難しいが、シンプルなインターフェイスで使い方に迷うことはない。また、電話中に、メールの作成やウェブの閲覧など、ほかの操作が行えるのも大きな魅力。iPhoneのブラウザ「Safari」はフォントが美しく、画面も大きいため、ウェブ閲覧は快適だ。

●デメリットも多いが、文句なく最強の通信端末

 iPhone 3Gは、HSDPAのほか、IEEE802.11b/g規格の無線LANやBluetooth 2.0 + EDRにも対応しており、単体で通信できるほか、電波状況の悪い屋内では無線LANでつないだり、ヘッドセットやキーボードなどの周辺機器をBluetoothで利用したりできる。カメラは200万画素とそこそこの解像度で、内蔵のGPSと連携してジオタグを付けられる。ジオタグとは写真を撮影した場所を記録するデータのことで、さまざまなソフトやサービスで利用できる。フラッシュやオートフォーカス、手ぶれ補正機能などは搭載していない。

 iPhone 3Gの注意点も把握しておきたい。まず、FeliCa機能を搭載していないため、「おサイフケータイ」としては利用できない。携帯電話を定期券代わりに使える「モバイルSuica」など、おサイフケータイ機能を頻繁に使っていた人には大きなデメリットだ。

 文字の入力はソフトウェアキーボードで行うが、フルキーボードはボタンが小さく入力ミスを起こしやすい。日本語用のインターフェイスも用意され、従来のケータイと同じ入力も可能だ。一番困ったのが、コピー&ペーストができない点。メールやウェブの検索時に非常に手間取る。また、日本語入力する際に動作が遅くなるのが気になった。動作は全体的にスムーズだが、文字変換時には数秒待たされることもあり、肝心の変換候補も微妙に精度が悪い。予測変換をオフにすることができないのも不便だ。


 「iTunesストア」で楽曲を購入する場合、無線LANでつなぐ必要があるのも要注意。とはいえ、データ量の多い楽曲ダウンロードに利用すると、ソフトバンクの回線がパンクしてしまうので、我慢するしかない。

 気になるバッテリーの持ちについては、カタログ値の連続通話時間は最大5時間、連続待ち受け時間は最大300時間と、問題はなさそうだ。ただし、音楽を聴いたり、ネットにつないだりしていると当然バッテリーはあっという間になくなる。iPhoneはバッテリーが交換できないので、出先では充電方法を確保するしかない。

 また、使っているうちに、何度もアプリが落ちる現象に遭遇した。ビデオを検索したり、メールを書いているうちに、何もしていないのにホーム画面に戻ってしまうのだ。これは、今後のアップデートで修正されることを期待したい。

 これから買おうとする人は、こうしたデメリットをしっかりと把握した上で判断して欲しい。アップルのiPhone 3Gは、独自の進化を遂げたデジタルギアといえる。他社の最新ケータイのように「全部入り」を望むのは無理があるし、価格も跳ね上がってしまうことだろう。日本語入力の遅さだけは、何とかして欲しいところだが、それ以外はデメリットを考えても、最強の通信端末と断言できる。


 1週間使い込んで、電話機としても問題なく利用できることがわかった。iTunesも近日中にアップデートされ、不具合が直ることだろう。購入した店舗では、機種変更ができずに新規契約となったが、近いうちにメインのケータイに変更するつもりだ。

引用元:BCN ランキング
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米AppleのCEO、スティーブ・ジョブズ氏は6月9日(現地時間)、年次開発者会議Worldwide Developers Conference(WWDC)2008の基調講演で、長らく噂されていた3Gネットワークに対応したiPhone、その名も「iPhone 3G」を発表した。日本を含む世界の22カ国で7月11日に発売予定で、国内ではアップルストアではなくソフトバンクショップで販売する。日本での価格や料金プランなどの詳細条件は後日発表する。

 新しいiPhone 3Gは、マルチタッチに対応した3.5インチのタッチパネルディスプレイやIEEE802.11b/g対応の無線LAN、Bluetooth 2.0+EDR、200万画素カメラ、加速度センサー、環境光センサー、近接センサーといったiPhoneのスペックを継承。さらに、HSDPAネットワークに対応し、A-GPSや公衆無線LAN、携帯電話基地局からの位置情報取得機能などを備えた。HSDPAのカテゴリーは明らかにされていないが、ソフトバンクモバイルのネットワークでは下り最大3.6Mbpsで利用できると思われる。

 内蔵メモリの容量は16Gバイトと8Gバイトの2種類を用意。背面のボディカラーは、16Gバイト版ではブラックとホワイトから選べ、8Gバイト版はブラックのみとなる。外形寸法は62.1(幅)×115.5(長さ)×12.3(厚さ)ミリで、重量は約133グラム。初代iPhoneは重量約135グラム、61(幅)×115(長さ)×11.6(厚さ)ミリだったので、サイズはほぼそのままで(若干薄型化し)、HSDPAに対応したことになる。米国での販売価格は、オペレーターとの2年契約時で16Gバイト版が299ドル、8Gバイト版は199ドル。

 もちろんiPhone 2.0からの新機能である、サードパーティ製のアプリケーションソフトがダウンロード可能なApp Storeに対応。10Mバイト未満のアプリケーションであれば、携帯電話のネットワーク経由でもダウンロードできる(10Mバイトを超えるものは無線LANもしくはiTunes経由で転送する)。iPhone同士でアプリを転送することも可能だという。またMicrosoft Exchange ActiveSyncをサポートし、リモートワイプなどのセキュリティ機能も備え、要望の高かったエンタープライズ利用も可能になった。

 ソフトバンクモバイルの孫正義社長はニュースリリースで「iPhoneを販売することは、インターネットと携帯の融合を革新的に進めるアップルとソフトバンクモバイルのビジョンが一致することであり、胸が躍る思いです。世界中で熱狂的に受け入れられているiPhoneは、日本のお客様にも必ずご満足していただけると確信しています」とコメントした。

 なおiPhoneやiPod touchのメールやカレンダー、連絡先を常にPCやMacと同期しておける新サービス「MobileMe」も同時に発表されている。MobileMeでは、すべてのメール、連絡先、カレンダーをセキュリティ保護されたネットワーク上のサーバに保存し、データをiPhoneやiPod touch、Mac、PCにプッシュ配信する。明示的に接続・同期をすることなく、すべてのデバイスで同じデータが共有可能だ。このサービスは年額9800円で利用でき、20Gバイトのストレージを年額5800円、40Gバイトのストレージを年額9800円で追加することも可能だ。

引用元:IT Media
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2007年6月に発売された「iPhone」
 ソフトバンクモバイルは、2008年後半に日本国内で「iPhone」を発売することで、アップルと契約を締結したと発表した。

 ソフトバンクによれば、詳細については現時点で未定とのこと。なお、現在海外で発売されている「iPhone」はGSM方式を採用している。このため、日本国内での発売にあたり3G(W-CDMA)版が登場すると見られる。

 アップルの日本法人では、ニュースリリースで明らかにされた内容以外は「ノーコメント」としている。また、NTTドコモはこの発表に関連し「引き続きiPhoneの発売に向けて検討を続けていく」とコメントしている。

 なお、米国サンフランシスコでは、6月9日午前10時(現地時間)よりアップルの開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference 2008」(WWDC 2008)が開催される。基調講演には米アップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏が登壇する予定で、ここで「iPhone」について何らかの発表が行なわれる可能性がある。

引用元:INTERNET Watch

発売が楽しみです。
焦点はソフトバンク1社独占契約か、NTTドコモからの発売もあるのか、ですね。
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 Appleは、日本での「iPhone」販売において、国内第1位事業者のNTTドコモと第3位のソフトバンクの幹部と会っており、両社を競わせる考えだと情報筋が米国時間12月11日に語った。

 Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏がNTTドコモ社長の中村維夫氏と会談したことをThe Wall Street Journalは伝えている。情報筋がReutersに語ったところによると、会談は「恐らく開かれた」という。

 情報筋によると、ドコモとソフトバンク両社がともに、Appleとは過去1年において会っており、iPhoneの独占キャリアパートナーになるため、Appleの要求ついて話し合っているという。iPhoneは、Appleの音楽プレーヤーiPod、ビデオプレーヤー、ウェブブラウザをひとつにした製品。

 ドコモとソフトバンクは、コメントを拒否している。

 Appleは、日本でのiPhone展開を可能にするため、世界でも最も進んだ携帯電話市場における無線ネットワークへの接続を支援してくれる国内提携先を必要としている。

 しかし、ドコモとソフトバンクは、Appleが要求する加入者売り上げの分配方法について難色を示している、と情報筋は述べている。

 Appleは、iPhoneを欧州へ投入するにあたり、France TelecomのOrange、Deutsche TelekomのT-Mobile、スペイン企業が所有するO2を選んでいる。

引用元:CNET

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 【ニューヨーク16日共同】発売前に店頭で長蛇の列が発生し、人気過熱ぶりが話題となった米アップルの新型携帯電話「iPhone(アイフォン)」が苦戦していると見る人が多い。

 安い機種でも499ドル(約5万8000円)という高価格などが足かせとなり、一般顧客向けの販売が伸び悩んでいるという。

 6月29日の発売日に数百人規模の行列ができたニューヨーク・マンハッタンのアップルストア。現在は行列は消え、平日なら待ち時間10分以下で購入できる。

 パソコン向けのサイト閲覧ができる、同等の機能を持つ他社の携帯電話は200ドル程度で入手可能。またアイフォンが通信速度が遅い1世代前の携帯電話網にしか対応していないのもハンディとなっている。サイトが画面に表示されるまで数分かかることもある。

引用元:北海道新聞
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「iPhone」の発表以来、期待と憶測がどんどん膨れ上がっていた。そしてようやく発売されたiPhoneは、はたして前評判どおりのものなのか?iPhoneが備えている数々の機能の使い勝手はどうなのか、実際に使って検証してみた。
* 文:Reviewed by ; Kent German ; Donald Bell(CNET News.com),翻訳校正:緒方亮、平原里美、福岡洋一

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Bluetoothおよびワイヤレス機能

 iPhoneは、Wi-FiやBluetooth接続への対応も含め、幅広いワイヤレス機能を備えている。Wi-Fi機能は特に歓迎すべきものだ。スマートフォンと呼ばれる機器でも、この機能を備えていないものが多い。ウェブを閲覧する場合、iPhoneが一番近いホットスポットを自動的に探し出してインターネットに接続する。「Bluetooth 2.0」もオンボードで搭載されており、Bluetooth 1.2よりも高速で、通信可能な距離も長い。音声通話にBluetoothを使えるが、高品位のステレオ音声伝送を実現するA2DPは使えない。どうしても必要というわけではないが、あってもいいと思う機能の1つだ。

 Appleの最高経営責任者(CEO)、Steve Jobs氏は、iPhoneが3Gに対応していない理由について、チップセットを搭載すると場所をとるし、消費電力も多くなるからと説明しているが、それはそれでよしとしよう。確かに、Wi-Fiネットワークを利用できればその方がいい。だが、AT&TのEDGEネットワークでは、快適なネットサーフィンは期待できない。EDGEでのウェブ閲覧はとても遅いし、美しいウェブのインターフェースもほとんど台無しになる。ブラウザの閲覧速度については、後の項目でも触れている。

テキストメッセージと電子メール

 メッセージを送受信したい人のために、iPhoneには、テキストメッセージと電子メールの機能が付いている。多くのスマートフォンでそうなっているように、テキストメッセージのスレッドは1つの長い会話として表示される。この方式は便利で、返信したいメッセージを簡単に探し出せる。テキストメッセージの使用中に他の機能を使った場合、中断した場所に戻って同じメッセージを選択できる。しかし、なぜマルチメディアメッセージに対応しなかったのか理解できない。電子メールに写真を添付して送信することは可能だが、マルチメディアメッセージに対応していなければ、他社の携帯電話に写真を送ることができない。この機能はカメラ付き携帯にとって重要ではないだろうか。

 iPhoneの電子メールメニューは、Yahoo、Gmail、AOL、Macのアカウントを総合的にサポートしている。これ以外のIMAP4や POP3システムからのメッセージを受け取る設定も可能だが、会社のIT部門に頼み込んでメッセージングサーバと同期させる必要がある。「ActiveSync」をサポートするという噂もあるが、これを書いている時点では確認されていない。Word、Excel形式の文書、PDF、 JPEGファイルを読むことはできるが、編集はできない。さらに困ったことに、メッセージの作成中にテキストを切り取ったり貼り付けたりすることもできない。

iPhoneのiPod機能

 さまざまな機能に埋もれてはいるものの、iPhoneの音楽機能はAppleがこれまでに世に送ってきたiPodと比べても、もっともすばらしい。ディスプレイ、インターフェース、画質、音質、どれを取っても細部まで洗練されており、見事な出来だ。ただ、残念なことに、このiPodは持っているだけで年間1000ドル以上を要する機器、iPhoneの中に閉じこめられてしまっている。CNETでは最近、イギリスの高級車メーカーRolls- Royceの「Phantom」をレビューしたが、このモデルでは、後部座席のドアの内側に最高級の傘が備え付けられている。iPod機能のために iPhoneを購入するというのは、この傘のためにRolls-Royce車を購入するというようなものだ。それはともかく、iPhoneは、Apple が来るべき第6世代のiPodとしてどんなものを用意しているのか、その姿を一足早く見せてくれる刺激的な製品だ。AppleはiTunes対応携帯として売り出されたMotorola製「Rokr E1」の際の大失敗を取り戻した。

 スペックを見る限り、iPhone内のiPodは、既存の第5世代iPodにない機能は1つも搭載していない。ポッドキャスト、動画、音楽、プレイリストといった要素はすでに第5世代のiPodにあるし、「iTunes」を使ってコンテンツを管理する点も同じだ。両者の違いはすべて、iPhone のインターフェースに由来するものだ。タッチスクリーンを採用したMP3プレーヤーとしては、「Archos 704 WiFi」「iriver clix」「COWON D2」などがあるが、iPhoneには特有のマルチタッチ技術とグラフィックユーザーインターフェースが組み込まれており、今名前を挙げたような他の MP3プレーヤーとは一線を画した存在だ。

 iPodとして見たとき、AppleがiPhoneで成し遂げた最大の功績は、形ばかりのサムネイル画像を超えたかたちで、アルバムのジャケットを音楽体験の場に呼び戻したことだろう。「Cover Flow」モードにして、ジャケットをめくるようにiPhone内の音楽コレクションを探していると、CDやレコードの入った箱の中を発掘していく、本能的な手応えがまざまざとよみがえってくる。これは数値で表すのが難しい感覚だが、真の音楽好きなら、iPhoneによって、視覚的にも物理的にも、デジタル音楽がリスナーに生き生きと訴えてくるようになったことを高く評価するだろう。パソコンのiTunesですでにCover Flowモードを使っていて、もう飽きてしまったという人も、iPhoneの直観的なタッチスクリーンを使うことでこんなにも使用感が違うのかと驚くはずだ。

 実を言うと、iPhoneのiPodに加わった新機能が1つある。それは内蔵スピーカーだ。iPhoneのスピーカーは音が薄っぺらで、ひずむことも多いが、いざというときにはこれで友人と一緒に曲を聴ける。さらに気が利いた機能として、スピーカーの音量とヘッドホンの音量とを別々にコントロールできるようになっているので、スピーカーで最大音量で聞いた後にヘッドホンを差し込んでも、それで耳をやられることはない。

 iPhoneのiPodの悪い面を挙げるなら、音楽や動画の転送を手動で管理できない点がある。これまでのiPodとは違い、iPhoneには iTunesのライブラリからiPhoneのアイコンに直接コンテンツをドラッグ&ドロップするという選択肢がない。つまり、集めたコンテンツを iTunesのライブラリからiPhoneに同期させるには、既定のライブラリ同期による方法を使うしかないのだ。多くの人にとってはこれでいいのだろうが、iPhoneの記憶容量が限られていることを考えると、コンテンツを手動管理できるオプションを残さなかったのは間違った判断のように思われる。われわれのテストでは、わずか数時間使っただけで、8GバイトのiPhoneの容量のうち4分の1が使用済み状態になった。ゆえに、ユーザーはiPhoneのライブラリを慎重に管理する必要がある、との印象を受けた。外部メモリ用のカードスロットも「あってもいいと思われる」機能に入るだろう。

引用元:CNET
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「iPhone」の発表以来、期待と憶測がどんどん膨れ上がっていた。そしてようやく発売されたiPhoneは、はたして前評判どおりのものなのか?iPhoneが備えている数々の機能の使い勝手はどうなのか、実際に使って検証してみた。
* 文:Reviewed by ; Kent German ; Donald Bell(CNET News.com),翻訳校正:緒方亮、平原里美、福岡洋一

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タッチスクリーン

 タッチスクリーンとソフトウェアのインターフェースは、全体として、想像していたより使いやすいものだったと言える。さらに、スタイラスペンがなくて不便だと思うこともまったくなかった。キーを押し込む感覚は得られないにせよ、メインメニューから指を使ってそれぞれの機能を呼び出すのに何も問題はなかった。

 タッチスクリーンを採用した携帯電話ではどれでもそうだが、iPhoneでもそれなりに汚れがつく。しかし、ディスプレイが見にくくなるようなことはなかった。スクリーン上のダイヤルパッドの扱いには多少の慣れが必要だとはいえ、キーボードの操作でさえ、かなり扱いやすくできている。指でたたいてメッセージを入力する操作も素早くでき、少々大きめの指でも特に入力しにくいことはなかった。また、搭載された修正ソフトが早めに修正候補を表示してくれるので、入力ミスを最小限にできた。大部分において問題はなく、精度の高いものだった。

 インターフェースとキーボードは、素晴らしいというにはまだまだほど遠い。まず、電子メールやテキストメッセージを打つとき、iPhoneを縦に持った時にしかキーボードが表示されない。その結果、テキスト作成に使えるのが指1本だけということになり、タイピングのスピードが落ちてしまう。

 両手を使用することも可能だが、iPhoneを手に持ったまま両手の親指で文字を打つには幅が狭すぎる。また、ピリオドやコンマのような基本的な句読点を使用するのに入力モードを切り替える必要があり、手間がかかる。テキストメッセージや電子メールを使う機会が多い人は、まず試用してみることをおすすめする。

 さらに、電話帳や音楽のプレイリストのように長いリストをスクロールさせるのが、スムーズでないことも分かった。指を上下に滑らせれば、その分だけリストがスクロールするのだが、滑らせた指をそのままディスプレイに触れていれば、リストの最初や最後まで、一気に移動するというわけにはいかない。

 ただ、アルファベットの文字がスクリーンの右側に表示されるので、アルファベットを押すことで、その文字で始まる曲名や連絡先を見つけ出すことは可能だ。

 しかし本体に操作ボタンがないので、インターフェースを切り替えるために何回も画面をたたく必要がある。

 たとえば、通話開始ボタンと通話終了ボタンは、通話モードのときにしか表示されない。専用のボタンがないため、通話を開始したり終了したりするには何回か画面をたたかなければならない。つまり、電話番号の入力もすぐにはできないということだ。

 まず電話番号入力画面を開かなければならず、余計な数クリックが必要となる。音楽プレーヤーにも同じことが言える。外部ボタンがないため、曲を管理するのにまずプレーヤーのインターフェースを呼び出さなければならない。あちこちたたいて切り替えることぐらい大したことではないと思う人もいるかもしれないが、同時に複数の作業を行うことが多い人は、うんざりさせられそうだ。

 こういった批判はさておき、iPhoneのディスプレイに採用されているマルチタッチテクノロジは素晴らしい。指の動かし方次第で画面上のオブジェクトをさまざまに操作できる。テキストを表示しているときは、好きな部分を指で押さえておけば、そこだけを虫眼鏡でのぞいたように拡大できる。画面から指を離さずに動かせば、「虫眼鏡」をテキスト内のほかの場所に移動することも可能だ。

 2本の指を広げるように動かせばテキスト全体を拡大表示できるし、逆に動かせば縮小表示ができる。ウェブブラウザを使用しているときは、指を滑らせてウェブページの好きな部分を表示でき、2回たたけば拡大表示になる。また、メッセージリストを表示しているときに、項目を選択して左から右へ弾くように指を動かせば、削除ボタンが現れて、その項目を削除できる。

 加速度計(モーションセンサー)のおかげで、音楽プレーヤーやビデオプレーヤー、ウェブブラウザの使用中には、iPhoneを横向きにすると画面の表示も自動的に切り替わる。また、近接センサーによって、通話の際にiPhone本体を耳に近づけると画面の表示が自動でオフになる。上記3つの技術は非常に素晴らしい。

本体機能

 iPhoneの本体で唯一のハードウェアメニューボタンは、ディスプレイの真下にあり、どのアプリケーションを使用していても、このボタンを押すとメインメニューに戻れる。階層メニューの下の方にいても、さっとメインメニューに戻れるこのボタンは便利だ。

 本体の上部には通話やiPhoneの電源をコントロールする多機能ボタンがある。都合の悪いときに電話がかかってきたら、このボタンを1回押すと着信音が止まり、2回押すとボイスメールの録音を開始する。また、このボタンは電源のオンとオフにも使用でき、長押しすると電源が切れる。

 本体の左側面には、音量調節用の上下キーと、気の利いた呼び出し音ミュートスイッチがある。後者はすべての携帯電話が搭載すべきスイッチで、 Palmの「Treo」でも人気の特徴となっている。本体底面にあるのは、一対のスピーカーと、コンピュータとの同期用ドックや充電コードと接続するためのジャックだ。

 残念なのは、本体上部のヘッドセット用ジャックが奥まった場所にあること。つまり、丸形プラグのヘッドフォンを使うにはアダプタが別途必要になる。これではユーザーに優しいとは言えない。

 もう1つ残念なのは、iPhoneのバッテリがユーザー自身で交換できないことだ。したがって、使っているうちにバッテリの性能が落ちてしまったら、iPhoneをAppleに送ってバッテリを交換してもらうしかない(Appleは、バッテリは400回繰り返し充電できると見積もっているが、これではなんとか2年持つという程度だろう)。

 もっとも、携帯電話で交換バッテリを使う必要性は実際にはほとんどないのだが、iPhoneにはほかにも欠けているものがたくさんあるし、何と言ってもこれだけ高価な製品なのだから、バッテリの交換ぐらいは自分でできたほうがよかった。

 また、これまでに伝えられていた話とは違い、本体上部の小さなスロットからSIMカードが取り出せるようになっている。だが、iPhoneのSIMカードは、他のAT&T製携帯電話では使えない。SIMカードに対応したGSM携帯電話を使う最大の長所が完全に損なわれてしまうので、これは特に困った点だ。複数の携帯電話機にSIMカードを差し替えて使う人もいる。それに、SIMカードを使って、他の電話機に連絡先情報を読み込ませることもできない。

機能

 iPhoneの電話帳は、本体内のメモリにしか登録できない。それぞれの連絡先情報には、電話番号8件、電子メール、ウェブサイト、住所、役職と所属部署、ニックネーム、生年月日、メモが登録できる。通話相手のグループ登録はできないが、よく電話する相手はお気に入りメニューに保存して、簡単に呼び出すことができる。

 発信元のIDには、写真を割り当てたり、多音の着信音25種類から1つを選んで設定できる。ただし、音声ダイヤル機能は搭載していないし、MP3 ファイルは着信音に使えない。その他の基本機能として、アラーム、計算機、世界時計、ストップウォッチ、タイマー、メモ帳がある。バイブレーションモードも用意されているが、振動はかなり小さめだ。

 カレンダーでは、今日の日付と今月の日付を確認でき、スケジュール帳や作業リスト(To Doリスト)としても利用できる。インターフェースはきれいでシンプルだが、新しい予定を書き込むには何度も画面をたたく必要がある。また、1週間単位での表示はできない。「Outlook」の連絡先とカレンダー、Yahooのウェブメールのアドレス帳を同期してみたところ、問題なく実行できた。

引用元:CNET
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「iPhone」の発表以来、期待と憶測がどんどん膨れ上がっていた。そしてようやく発売されたiPhoneは、はたして前評判どおりのものなのか?iPhoneが備えている数々の機能の使い勝手はどうなのか、実際に使って検証してみた。
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「Macworld Conference & Expo 2007」でAppleが「iPhone」を発表した瞬間から、ハイテク業界ではこの製品についてもっと知りたい、疑問に答えてほしいという声が絶えることはなかった。Appleがつい最近までiPhoneの詳細の多くを秘密にしてきたため、われわれは憶測するしかなかった。だが、それも過去の話。 iPhoneが発売された今は、疑問に答えられる。

 iPhoneは美しいか? 間違いなく美しい。使いやすいかって? 確かに使いやすい。では、雲をつくほどに高まった前評判にふさわしいものなのか?──いや、そうでもない。ただし、誤解しないでほしい。iPhoneは愛すべきデバイスで、すっきりしたインターフェースと最先端の音楽および動画の機能を備え、革新的なデザインも申し分ない仕上がりだ。

 タッチスクリーンは予想よりも使いやすく、マルチメディアもきちんと再生される。しかし、欠けている機能も多い。低速のEDGE (Enhanced Data Rates for GSM Evolution)ネットワークを採用したことが足かせになっているし、通話品質が安定していない(そもそもこれは電話なのだ)。そのため、私たちは物足りなく思ってしまう。こうした理由から、iPhoneがどんな機能を備えているかではなく、それぞれの機能の使い勝手がどうなのか、という点に注目すべきだ。どうしてもiPhoneが欲しいという人なら、たぶんすでに購入済みだろう。しかし、iPhoneを手に入れるには、iPhone専用の2年契約を AT&Tと結んだ上で、4Gバイトモデルには499ドル、8Gバイトモデルには599ドルを支払わなければならないことから、われわれとしては、価格が下がりネットワークが改善されるまで待つよう提案する。うまくいけば、どちらも近いうちに実現するだろう。

デザイン

 iPhoneは、美しいディスプレイと整った外観を備え、外部アンテナのないすっきりしたラインが特徴的だ。ボタンの少なさは「LG Prada」や「HTC Touch」にも引けを取らない。iPhoneを街中で持ち歩けば、羨ましげに見られることは間違いなく、たとえ今ほどメディアの注目を集めていなかったとしても、十分話題になっただろう。大きさは、高さ4.5インチ×幅2.4インチ×厚み0.46インチ(高さ115mm×幅61mm×厚み11.6mm)と聞いてはいたが、実際に手にすると想像したよりも小さく感じられる。高さと幅はPalmの「Treo 755p」とほぼ同じで、厚みはトレンドとなったMotorolaの「RAZR V3」よりも若干薄い。手の平にしっくりなじみ、耳元にあてると、やや重めの4.8オンス(135g)という重量が手応えを感じさせる。ディスプレイがプラスチックでなくガラスでできている点にも好感を覚えた。

ディスプレイ

 ディスプレイはiPhoneのデザインの要となるもので、外観のみならず操作性の点でも注目すべきものだ。まずデザインについて言えば、3.5インチという大きめのディスプレイは、電話機そのものの大きさを十分に生かして、480×320ピクセルという解像度(160dpi)で色を鮮やかに再現し、シャープな画像と滑らかな動きを表現する。

メニュー

 iPhoneのメニュー用インターフェースは、いかにもAppleらしいスタイルで、魅力的で分かりやすく、操作性に優れている。メインメニューでは、一連のカラーアイコンで主要な機能を呼び出す。電話メニュー、メールフォルダ、ウェブブラウザ「Safari」「iPod」プレーヤーのアイコンが画面下部に並び、上部にはカメラ、カレンダー、設定などの機能のアイコンが表示されている。それぞれの機能を見つけるのは容易で、基本的な機能があちこちのメニュー項目に埋もれていない点に好感を覚えた。別の機能に移るときのアニメーション表示もスムーズで、かなり軽快に操作できる。

 iPhoneのタッチスクリーンについては、これまでかなり話題になってきたが、それも当然のことだろう。タッチスクリーンを重視した携帯電話を作ったのはAppleが最初ではない。しかし、これほどまでに注目を浴び、期待を寄せられた携帯電話はほかになかった。用途によって、このタッチスクリーンがダイヤルパッドになったり、キーボードになったり、Safariブラウザになったり、音楽やビデオのプレーヤーになったりする。ほかの人たちもそうだっただろうが、これだけの多彩な機能をこのタッチスクリーンでどうやって効率よく扱うのだろうと、われわれは疑いの目で見ていたのだ。

タッチスクリーン

 タッチスクリーンとソフトウェアのインターフェースは、全体として、想像していたより使いやすいものだったと言える。さらに、スタイラスペンがなくて不便だと思うこともまったくなかった。キーを押し込む感覚は得られないにせよ、メインメニューから指を使ってそれぞれの機能を呼び出すのに何も問題はなかった。

 タッチスクリーンを採用した携帯電話ではどれでもそうだが、iPhoneでもそれなりに汚れがつく。しかし、ディスプレイが見にくくなるようなことはなかった。スクリーン上のダイヤルパッドの扱いには多少の慣れが必要だとはいえ、キーボードの操作でさえ、かなり扱いやすくできている。指でたたいてメッセージを入力する操作も素早くでき、少々大きめの指でも特に入力しにくいことはなかった。また、搭載された修正ソフトが早めに修正候補を表示してくれるので、入力ミスを最小限にできた。大部分において問題はなく、精度の高いものだった。

引用元:CNET
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 iPhoneをハワイで購入してから3週間。現地では契約できずに「7万円の電子文鎮」という高価な土産物になってしまったが、その後、四苦八苦して何とかAT&Tと正式に契約することができた。2週間ほど電話以外の機能をあれこれ試しているが、やはりタッチパッドを使った操作性は、とても快適だ。(石川温のケータイ業界事情)

 普段、日本メーカーの端末に慣れ親しんでいるせいか、iPhoneの操作性はかなり斬新に感じる。果たして、携帯電話端末を開発している国内メーカーの人たちは、iPhoneの登場にどんな感想を持っているのか。また、iPhoneの独特の操作性を、どのように評価するのだろうか。

 そこで、この2週間に国内6メーカーの端末開発者に契約したばかりのiPhoneを触ってもらい感想を聞いた。メーカー担当者の本音を集めることで、iPhoneの本当の実力が見えてきた。


■初めてでも違和感を抱かせない全く新しい操作性

 まず本体を見る前に、国内メーカー関係者が驚くのが、iPhoneのパッケージだ。高級時計や貴金属を思わせる高級感のある箱を前にして、A社プロモーション担当は「アップルらしい」とため息をついた。国内ではほとんどのキャリアが、コーポレートカラーを彩った共通デザインの段ボール箱を採用しているだけに、メーカーとしては、箱に対してすらうらやましいと感じるようだ(イー・モバイルだけはデザイン性の高い箱を採用)。

 iPhoneは、3.5インチの大型液晶を搭載し、タッチパッドで直感的に操作できるのが特徴だ。画面のスクロールや反応も俊敏で、パソコンと比べても比較にならないほど、サクサクと操作することができる。写真のサムネイルを何百枚も表示させても、思いのままストレスを感じることなく操作できる。

 「この操作性は素直に感激する」と語るのは、B社マーケティング担当。「サムスン電子製のARMチップが使われているようだが、ここまで快適に動くとは正直、脱帽する。ユーザーが惹かれるのは理解できる」(C社端末戦略担当)と、iPhoneの俊敏性にはメーカー関係者の誰もが舌を巻いていた。

 iPhoneには、通常の操作で使うボタンは1つしかない。メールを使っている際、他の機能に移りたいと思ったら、本体下部のボタンを押してホーム画面に戻り、使いたい機能に移動するという操作体系となっている。あとは、直感的にタッチパッドを触って操作していく。

 日本のケータイは、テンキーを使い文字を入力する。操作をするにはサブメニューを呼び出して、使いたい機能をリストから選んでいくという流れになる。

 国内メーカーには、テンキーのほうが使い勝手が良さそうだという固定観念がある。しかもユーザーの多くは、機種変更をして、ちょっとでもクリアや濁点ボタンの位置が違うだけで、「前の機種のほうが使いやすかった」と感じてしまう。メーカーもユーザーも、テンキーの操作性に慣れきってしまっているのだ。

 そのため、2番手以下のメーカーは、トップシェアメーカーが採用するテンキーの操作性に近づけて、ユーザーを奪いとろうと努力する。結果、どのメーカーも似たような操作性になってしまう。

 しかし、iPhoneの場合、タッチパネルによる全く違った操作体系を取り入れた。そのため、多くの人が違和感を抱くことなく使うことができる。A社プロモーション担当は、iPhoneを操作していくうちに「我々はテンキーという固定概念に縛られているのかも知れない」と落胆した。

 「そもそも、ボタンをほとんど搭載しないという開発思想が吹っ切れている。だからこそ、実現できた操作性だと思う。常識から考えると、ボタンを搭載した方が、操作をしていくうえで断然に速い。しかし、タッチパネルにして、さらに操作に『エンターテインメント性』を入れている。ここがアップルのうまいところ」(D社端末企画担当)だという。


 C社端末戦略担当は、「実際使い込んでいくと、ズームインなどの描画速度は遅かったりする。これは、国内メーカーの立場からすると、とても許せる範囲ではない。しかし、iPhoneのタッチパネルによるUI(ユーザー・インターフェース)にはエンターテインメント性があるため、描画速度が遅くてもユーザーに遅いと感じさせないようだますことができる。こんな演出を先にやられると、国内メーカーは真似はできなくなってしまう」と語る。

 メーカー関係者が語るエンターテインメント性とは、地図や画像の表示時に、人差し指と親指をくっつけ、画面上に置き、指を開くと、それに併せて画像も拡大表示されることを指している。また、写真のサムネイル表示も、写真を水槽に浮かべて、水面を滑らしたときのような、自然界の動きに近い描画をする。

 iPhoneはUIに、このようなエンターテインメント性を入れ込んだことで、ユーザーに「快適」という感覚を植え付けている。これは、iMacなどに搭載されている基本ソフト「Mac OS X」にも共通している姿勢なのだろう。

■学ぶべき点が多い「割り切りの良さ」



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スピーカーは本体下部にある


 メーカー関係者の多くがさらに感心したのが、iPhoneの「割り切りの良さ」だ。iPodとしての操作性に関しては高い評価が集まるものの、スピーカーの音質に関しては、厳しい声が聞かれた。A社プロモーション担当は、「スピーカーは貧弱だと思う。おそらくヘッドフォンを使うのが一般的だと考えており、スピーカーは手を抜いたのだろう。力を入れるところと、そうでないところの差が絶妙という。

 また、200万画素カメラに関しても、D社端末企画担当は「画質は、かなり悪い」と手厳しい。日本メーカー関係者から見ると、スピーカーやカメラといったデバイスに関しては、あまりコストをかけていないように感じたようだ。

 iPhoneには、説明書と呼ばれるような冊子はほとんど入っていない。機能を紹介した数ページの冊子と注意書き程度のものしか同梱されていない。操作に関しては、アップルのサイトにアップされている20分程度の操作説明動画を視聴して学ぶしかない。AT&Tと契約するには、iTunesが動くパソコンが必要。当然、自宅にインターネット環境がなくてはならない。iPhoneは、パソコンユーザーを対象とした、ITリテラシーの高いユーザー向けのケータイといえる。ある程度の知識があるユーザーしか使わないからこそ、説明書を同梱しないという割り切ったこともできるのであろう。





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ツメで操作しようとすると全く反応しない


 日本メーカー関係者らしい視点としては、「ツメで操作ができないのでは日本の女性ユーザーには受け入れられない」(E社製品企画担当)というの指摘があった。iPhoneのタッチパネルは当然のことながら、指で触って操作する。しかし、ツメを立ててしまうと、全く反応しなくなってしまう。シャープの「W-ZERO3シリーズ」などは、タッチペンを使って操作するため、画面に圧力が加わることで反応するようにできている。当然、ツメを立てても操作が可能だ。「女性はツメが長いユーザーが多いため、ツメの先でボタンを押せる電話機でないと買ってくれない」(E社製品企画担当)。

 ほかにも、「マナーモードにすると、カメラのシャッター音も消えてしまう。盗撮防止としてシャッター音を消せないようにしている日本市場ではあり得ない。また、ムービー使用時のコントラスト調整ができなかったり、フォトアルバム表示時の操作性がいまいち。細かいところまで見ると『甘い』と感じる部分がある」(C社端末戦略担当)という。

 日本で大ヒットを狙うなら、今後はこのあたりを改良した方がいいかもしれませんよ、スティーブ・ジョブズCEO!




■日本メーカーにiPhoneを超えるものはつくれるのか?



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手厳しい評価を受けたカメラ機能


 日本のケータイは、ワンセグやおサイフケータイ、音楽機能やフルブラウザーといったように機能がてんこ盛りだ。一方のiPhoneは、iPodという音楽機能に加えて、YouTubeやGoogleマップなどのインターネットコンテンツに対応している程度に過ぎない。機能でいったら日本のケータイが圧勝のはず。しかし、国内メーカー関係者のほとんどは「悔しいけれど、iPhoneはすばらしい」と白旗をあげた。果たして、何が違うというのか。

 「例えて言うなら、日本のケータイはリフォームを繰り返した、築何十年の注文住宅なんです。どんなに、内装や外装は変えられても、基本構造の梁や柱は変えられない。一方のiPhoneはオール電化でバリアフリーが完璧のデザイン住宅。どちらが住み心地がいいのかなんて、一目瞭然です」(B社マーケティング担当)。

 日本のケータイは、確かに高機能ではあるが、「もしもしハイハイ」の音声電話にメール機能を載せ、インターネットに接続できるようにして、音楽を取り込み、テレビや非接触ICを後から次々に載せてきた。まさにリフォームを繰り返してきた住宅だ。iPhoneは、いまユーザーに何が求められているかを充分に理解したうえで、設計図が引かれ、快適性にとことんこだわってつくられている。

 今回、匿名を条件にiPhoneへの様々な本音を聞き取っていったが、特に印象的だったのが、国内メーカー関係者の多くが、iPhoneから「アップルの物作りに対するこだわり」を感じ取っていたことだ。以下、意見を列挙すると、 



 「iPhone担当者は、楽しみながら製品をつくっていたんだな、と思う」(E社製品企画担当)。
「iPhoneには、物作りに対する強い信念を感じる。タッチパッドや機能などを表面的に真似しても、iPhoneを超えるものはできない。開発者の信念がこの製品を作り上げたような気がする」(F社技術担当幹部)。
「チームワークがしっかりしている。一つのものに集中しているから、製品化を実現できたと思う。メーカーとしてのやり方を貫いている点は見習いたい」(C社端末戦略担当)
「我々も対抗できる商品をつくりたい。しかし、やるからには徹底しなくてはいけない」(D社製品企画担当)。

 といった様子。国内メーカー関係者のほとんどが、アップルの開発体制を「うらやましい」と思ったとともに、悔しさを感じていた。iPhoneの登場によって、国内メーカーが奮起してくれることはとても喜ばしいことだ。

 これまで国内メーカーは、年3回の商戦期のために、キャリアの意向を聞き、他メーカーの動向を横目で見て、日々疲弊しながら製品開発を行ってきた。機能競争だけでは差別化しにくくなっている今、国内メーカーに求められているのは、メーカーとしてのメッセージ性を持った製品を、じっくりと腰を据えて開発できる環境なのだろう。

 iPhoneの日本上陸がいつになるのかは定かではないが、そのころには、国内メーカーからも、ユーザーの心をときめかせる端末が登場することに期待したい。


引用元:NikkeiNet

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